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しはぶ
ふりがな文庫
“しはぶ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
咳
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
咳
(逆引き)
もう日暮時で、人里たえた山腹の道を寒さに慄へながら急いでゐると不意に道上で人の
咳
(
しはぶ
)
く聲を聞いた。非常に驚いて振仰ぐと、畑ともつかぬ畑で頻りと何やら眞青な葉を摘んでゐる。
樹木とその葉:02 草鞋の話旅の話
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
寐
(
いね
)
ても
寐
(
ね
)
つかれずや、コホンコホンと
咳
(
しはぶ
)
く声の、骨身に
徹
(
こた
)
へてセツナそうなるにぞ、そのつど少女は、慌てて父が枕
上
(
もと
)
なる洗ひ洒しの
布片
(
きれ
)
を取りて父に与へ、赤きものの交りたる啖を拭はせて
小むすめ
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
人も豚も雞も蜥蜴も、海も樹々も、
咳
(
しはぶ
)
き一つしない。
環礁:――ミクロネシヤ巡島記抄――
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
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