“さんがん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
孱顔44.4%
巑岏33.3%
三巌11.1%
霰丸11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして珍らしく穏かな或日の朝、雲の綿帽子をかなぐり捨てた和やかな孱顔(さんがん)を見せている山を眺めて、村の人達は直(じき)に天気の変ることを知るのである。
山と村 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
森林の空には高い山々が、中腹に懸った靄(もや)の上に、巑岏(さんがん)たる肌(はだ)を曝(さら)していた。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
その実あいまいな屁理窟(へりくつ)をつらね一刀両断に切ったのを、柳生三巌(さんがん)という御用剣術家、無門関あたりから引っ張り出し、三学の説をあみ出したそうだの。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
けれども雲の軍勢が鬱然(うつぜん)と勃起し、時に迅雷(じんらい)轟々(ごうごう)として山岳を震動し、電光閃々(せんせん)として凄まじい光を放ち、霰丸(さんがん)簇々(そうそう)として矢を射るごとく降って参りますと修験者は必死となり
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)