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さんいんだう
ふりがな文庫
“さんいんだう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
山陰道
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山陰道
(逆引き)
嘗
(
かつ
)
て、ものに
記
(
しる
)
して、
東海道中
(
とうかいだうちう
)
、
品川
(
しながは
)
のはじめより、
大阪
(
おほさか
)
まはり、
山陰道
(
さんいんだう
)
を
通
(
つう
)
じて、
汽車
(
きしや
)
から、
婀娜
(
あだ
)
と、しかして、
窈窕
(
えうてう
)
と、
野
(
や
)
に、
禽類
(
きんるゐ
)
の
佳人
(
かじん
)
を
見
(
み
)
るのは、
蒲田
(
かまた
)
の
白鷺
(
しらさぎ
)
と、
但馬
(
たじま
)
豐岡
(
とよをか
)
の
鶴
(
つる
)
ばかりである
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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