“さなだゆきむら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
真田幸村90.9%
眞田幸村9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雑兵ぞうひょうばらの二、三百は物の数じゃねえんだから、さすが真田幸村さなだゆきむらの息がかかった連中だけあって、しゃれたまねしたものだが、ところがそれが大笑いさ。
「後藤又兵衛様や、真田幸村さなだゆきむら様や、明石掃部あかしかもん様や——また長曾我部盛親ちょうそかべもりちか様などへも、秀頼公から、そっと、生活くらしのお手当というものが、届いているのだそうな」
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たゝ兎角とかく利口りこう發明はつめいの樣に思はるゝなり則ち義經卿近くは眞田幸村さなだゆきむら又平家にても知盛卿など皆其類にして漢の高祖の所謂いはゆる獵師れふし獵犬れふけんの功に違ひ有が如し然りと雖も百姓半左衞門のせがれ半作より弟半四郎の方は生れつきはたらきもあり又大力無双なれども温順をんじゆんにして兄弟共至つて親に孝行を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)