“こんぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
棍棒94.8%
懇望1.7%
昏瞢1.7%
鯤鵬1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
剣を手にした巡査と棍棒こんぼうの類を持った刑事との一隊が、ジャヴェルの声に応じておどり込んできた。そして悪漢どもを縛り上げた。
上士の残夢いまめずしていんにこれをむものあれば、下士はかえってこれを懇望こんぼうせざるのみならず、士女のべつなく、上等の家にいくせられたる者は実用に適せず
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
天は昏瞢こんぼうとしてねむり、海は寂寞じゃくまくとして声無し。
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
荘子そうじのいわゆる鯤鵬こんぼうの説も、必ずしも寓言ぐうげんではないと、使いはさとった。