“このぢう”の漢字の書き方と例文
語句割合
此中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
筋のなきわからずやを仰せいだされ、足もとから鳥の立つやうにお急きたてなさるには大閉口に候、此中このぢうより頻に貴君樣を御手もとへお呼び寄せなさり度、一日も早く家督相續あそばさせ
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
すぢのなきわからずやをおほせいだされ、あしもとからとりつやうにおきたてなさるには大閉口おほへいこうに候、此中このぢうよりしきり貴君樣あなたさま御手おてもとへおせなさりたく、一日もはや家督相續かとくさうぞくあそばさせ
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)