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こなぎなた
ふりがな文庫
“こなぎなた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
小薙刀
71.4%
小長刀
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小薙刀
(逆引き)
二十一、程なく小笠原少斎、紺糸の
具足
(
ぐそく
)
に
小薙刀
(
こなぎなた
)
を
提
(
ひつさ
)
げ、お次迄
御介錯
(
ごかいしやく
)
に参られ候。未だ抜け歯の痛み甚しく候よし、左の頬先
腫
(
は
)
れ上られ、武者ぶりも
聊
(
いささか
)
はかなげに見うけ候。
糸女覚え書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その影こそ、不敵な
曲者
(
くせもの
)
にまぎれもあらずと、胸を躍らしたのは
衝立
(
ついたて
)
のかげに身を
潜
(
ひそ
)
めていた竹屋三位。いつのまにか
切目長押
(
きりめなげし
)
に掛けられてあった
小薙刀
(
こなぎなた
)
を引き抱えている。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こなぎなた(小薙刀)の例文をもっと
(5作品)
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小長刀
(逆引き)
やがて清盛は、
赤地錦
(
あかじにしき
)
の
直垂
(
ひたたれ
)
に、
黒糸縅
(
くろいとおどし
)
の腹巻、
白金物
(
しろかなもの
)
打った
胸板
(
むないた
)
を着け、愛用の
小長刀
(
こなぎなた
)
をかいばさんだ物々しい
装立
(
いでた
)
ちで、側近の貞能を呼びつけた。
現代語訳 平家物語:02 第二巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
清盛は枕もとから銀の
蛭巻
(
ひるまき
)
をした
小長刀
(
こなぎなた
)
を離さず、常に寝所に守り刀として置いていたが、ある夜急に消えた。盗まれたかと八方調べたが行方が知れぬ。
現代語訳 平家物語:05 第五巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
こなぎなた(小長刀)の例文をもっと
(2作品)
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