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ことつて
ふりがな文庫
“ことつて”の漢字の書き方と例文
語句
割合
言伝
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
言伝
(逆引き)
私は先日の取りかへしをする積りで心
嬉
(
うれ
)
しく、イソ/\して居る
処
(
ところ
)
へ私の
従妹
(
いとこ
)
二人から
其
(
その
)
晩
言伝
(
ことつて
)
があつて、
明
(
あく
)
る日の
午過
(
ひるすぎ
)
に遊びにくるといふことでした。
黄金機会
(新字旧仮名)
/
若松賤子
(著)
B達は東京からの
言伝
(
ことつて
)
を述べたり、託されて来た手紙と金とを其処に出したりして、アンナを喜ばせたが
アンナ、パブロオナ
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
菅茶山は此年文政三年に書を某に与へて、蘭軒に
言伝
(
ことつて
)
をしたが、某の名も知れず、書を作つた月日も知れない。
饗庭篁村
(
あへばくわうそん
)
さんの所蔵の此書牘の断片は
下
(
しも
)
の如きものである。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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