“こづけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小附60.0%
小付40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
重荷おもに小附こづけ、——がくれに
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
明荷葛籠あきにつづら蒲団ふとんの上なぞよりも、馬のしりの軽い方を選び、小付こづけ荷物と共に馬からおりて、檜笠ひのきがさひもを解いたところは、いかにもこの人の旅姿にふさわしい。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
本馬ほんま二十貫目、軽尻からじり五貫目、駄荷だに四十貫目、人足一人持ち五貫目と規定され、ただし銭差ぜにさし合羽かっぱ提灯ちょうちん笠袋かさぶくろ下駄袋げたぶくろたぐいは本馬一駄乗りにかぎり貫目外の小付こづけとすることを許されていた。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)