“こだんじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小団次62.5%
小團次25.0%
小團治12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古代に日本武尊やまとたけるのみこと、中世に日蓮上人の遊跡ゆうせきがあり、くだって慶応の頃、海老蔵えびぞう小団次こだんじなどの役者が甲府へ乗り込む時、本街道の郡内ぐんないあたりは人気が悪く
わたくしの役はあんまい役じゃアありません、芝居だとつッころばしで家橘かきつ我童がどう小團次こだんじどこの役で、今考えると面白いが、旦那は立役たちやくで、うしろから出て笠をって舁夫をほうり出して
文治は年廿四歳で男のよろしいことは役者で申さば左團次さだんじ宗十郎そうじゅうろうを一緒にして、訥升とつしょうの品があって、可愛らしい処が家橘かきつ小團治こだんじで、我童がどう兄弟と福助ふくすけの愛敬を衣に振り掛けて
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)