“宗十郎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうじゅうろう66.7%
きのくにや33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文治は年廿四歳で男のよろしいことは役者で申さば左團次さだんじ宗十郎そうじゅうろうを一緒にして、訥升とつしょうの品があって、可愛らしい処が家橘かきつ小團治こだんじで、我童がどう兄弟と福助ふくすけの愛敬を衣に振り掛けて
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
手前は紀伊國屋宗十郎そうじゅうろうの手代伊兵衞と申すもので、若主人伊之助は昨年より少々不首尾なことがありまして、只今まで斯様にさみしい処に押込められて窮命に成って居りますから
「どうだ、宗十郎きのくにやに似てやしないか。」と云って笑った。小みなさんが
桜林 (新字新仮名) / 小山清(著)