“市川団十郎”の読み方と例文
読み方割合
いちかわだんじゅうろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
依田学海福地桜痴の諸家市川団十郎いちかわだんじゅうろうと相結びていはゆる活歴史劇かつれきしげきおこすや、道具衣裳いしょうの歴史的考証をもっぱらとし舞台上の絵画的効果を閑却せしより
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
今の市川団十郎いちかわだんじゅうろうの実父海老蔵えびぞうが道頓堀の興行中、る夜同窓生が今から道頓堀の芝居に行くから一緒に行こう、酒もあると云うから、私は酒ときいて応と答え、ソレから行く道で酒を一升かっ
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
それとも江戸から続いて有名な役者市川団十郎いちかわだんじゅうろうの代々が、大きな眼玉で通っているので、片っぽひっくりかえって団十郎めっかちが転化したものかどうか、それとも他に由縁ゆえんがあるのか知らない。