トップ
>
こけもも
ふりがな文庫
“こけもも”の漢字の書き方と例文
語句
割合
苔桃
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
苔桃
(逆引き)
この山に
生
(
は
)
えている、
葡萄
(
ぶどう
)
、
苔桃
(
こけもも
)
、
若老
(
わかおい
)
、しゃくなげの
芽
(
め
)
、それに
栗
(
くり
)
だの
柿
(
かき
)
だの、
仙人草
(
せんにんそう
)
の
根
(
ね
)
だの、いろんなものをすこしの
焼米
(
やきごめ
)
と
搗
(
つ
)
き
交
(
ま
)
ぜたのでございます。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼の歩いているその辺はどうやら富士も五合目らしく、その証拠には木という木がほとんど地面へ
獅噛
(
しが
)
み付いている。そうしてその木の種類といえば
石楠花
(
しゃくなげ
)
、
苔桃
(
こけもも
)
の類である。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
這
(
は
)
ったりした、およそ間の岳から北岳の峰までの、石の草原には、
深山薄雪草
(
みやまうすゆきそう
)
、
深山金梅
(
みやまきんばい
)
、トウヤク
竜胆
(
りんどう
)
、
岩梅
(
いわうめ
)
、
姫鍬形
(
ひめくわがた
)
、
苔桃
(
こけもも
)
などが多いが、その中で、誰の目にもつくのは、長之助草である
白峰山脈縦断記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
こけもも(苔桃)の例文をもっと
(17作品)
見る
“こけもも”の意味
《名詞》
こけもも【苔桃・越橘・甘露梅】
ツツジ科スノキ亜科スノキ属に属する常緑樹またはその果実。花は夏の季語、果実は秋の季語。
(出典:Wiktionary)