“こくが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
国衙33.3%
黒河33.3%
刻画16.7%
谷峨16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
美濃からの収入というは主なるはその国衙こくが料であって、これは直接に取り立てるのではなく、美濃の守護土岐氏の手を経由するものである。
黒河こくがへ向う私たちの汽車は、孫呉そんごの駅を出て既に数時間走っている。
永久凍土地帯 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
しかし自から不幸の輪廓をえがいてこのんでそのうち起臥きがするのは、自から烏有うゆうの山水を刻画こくがして壺中こちゅう天地てんちに歓喜すると、その芸術的の立脚地りっきゃくちを得たる点において全く等しいと云わねばならぬ。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
谷峨こくがという作者の書いたものや、振鷺亭しんろていなどという人の書いたものを見ますれば、左母二郎くさい、イヤな男が