“げん/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
玄々50.0%
言々50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とき其時そのとき玄々げん/\不可思議奇絶怪絶、あかきものちらりと見えて、背向うしろむきの婦人一人いちにん、我を去る十歩の内に、立ちしは夢か、幻か、我はた現心うつゝごころになりて思はず一歩ひとあし引退ひつさがれる、とたんに此方こなたを振返りし
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
神仏の前に誓言することが出来る、で、此の心が何時いつか肉体を分離したる未来世みらいせに於ては、幸に我妻と呼んでれよと云ふ意味を、縷々るゝしたゝめてありました、言々げん/\れ涙
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)