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けんつく
ふりがな文庫
“けんつく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
剣突
70.8%
劍突
12.5%
険突
8.3%
拳突
4.2%
権突
4.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
剣突
(逆引き)
ばかめ、こんな爺さんを
掴
(
つか
)
めえて、
剣突
(
けんつく
)
もすさまじいや、なんだと思っていやがんでえ、こう指一本でも
指
(
さ
)
してみろ、今じゃおいらが後見だ
夜行巡査
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
けんつく(剣突)の例文をもっと
(17作品)
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劍突
(逆引き)
電話口で交換手に呶鳴りつけることもなければ、誂へた辨當が遲いと言つて給仕に
劍突
(
けんつく
)
を喰はせることもない。
我等の一団と彼
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
けんつく(劍突)の例文をもっと
(3作品)
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険突
(逆引き)
「おいおい。人の頭の上で泥下駄を
垂下
(
ぶらさ
)
げてる奴があるかい。あっちの壁ぎわが
空
(
あ
)
いてら。そら、
駱駝
(
らくだ
)
の背中みたいなあの向う、あそこへ行きねえ。」と
険突
(
けんつく
)
を食わされた。
世間師
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
けんつく(険突)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
拳突
(逆引き)
「えっ、あぶねえ」と
拳突
(
けんつく
)
を
喰
(
く
)
わされても黙っておらねばならん。高柳君は幽霊のようにあるいている。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「また新橋の先まで
探
(
さ
)
がしに行って、
拳突
(
けんつく
)
を喰ったんじゃないか。つまらない」
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
けんつく(拳突)の例文をもっと
(1作品)
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権突
(逆引き)
郵便局の
雇
(
やとい
)
や、税務署の受附などに、時おり
権突
(
けんつく
)
を食わせられる度に、ますます
厭
(
いや
)
になった。それから軍人も嫌であった。
枯菊の影
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
けんつく(権突)の例文をもっと
(1作品)
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けんつ