“けころ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蹴殺57.1%
蹴転28.6%
蹴轉14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「何を、ふざけたことをかしゃアがる、れたのれたのと、そ、そんな——聞きたくもねえや。やい、どけッ! 退かなきゃ蹴殺けころすぞッ!」
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「なんでもないこと、小間こまの牛で」「いかにもそうだ、さあここは?」「へい、横山梁よこやまにございます」「うん、そうだ、さあここは?」「ヘッヘッヘッヘッ、蹴転けころでさあ」
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
陪審官ばいしんくわんをばのこらず、したなる群集ぐんじゆ頭上づじやう蹴轉けころがしました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)