“けうしや”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ケウシヤ
語句割合
驕奢85.7%
轎車14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほとんど同じ態度に近寄りましてあらためてかんつた一呼吸いつこきううちにどちらもがめかけのありさうにも有得ありえさうにもないのゝあきらかな事でしたすなはめかけを置きますのを、こよなき驕奢けうしやこよなき快楽としますやうな色が
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
次に驕奢けうしやの跡が認められる。調度や衣服が次第に立派になつて、日々のぜんも獻立がむづかしくなつた。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
しかもそのH夫妻が例の轎車けうしやに乗つて、蒙古風のすさまじく吹き荒む中を、遮るものとてもない曠野の中を、小さな集落があつたりさびしい町があつたりする中を
(新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)