“けいばん”の漢字の書き方と例文
語句割合
警板100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
警板(けいばん)や銅鑼(どら)を合図に、たちまち、九紋龍の家には小作人や荘戸(しょうこ)(村人)の若者輩(ばら)が、まるでよく訓練された兵隊のように集まってきて、たちまち守りを固めてしまったという。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
馬糧廠(ばりょうしょう)の火の手も、この積雪で、まもなく下火にはなったらしい。しかし一時は、警板(けいばん)や警鐘の乱打に、刑務場から附近の村々でも、みな起き騒いで、非常の夜警についていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
奥庭(おくにわ)までは白壁門(しらかべもん)、多門(たもん)、二ヵ所(しょ)の難関(なんかん)がまだあって、そこへかかった時分には、いかに熟睡(じゅくすい)していた侍(さむらい)や小者(こもの)たちも眼をさまし、警鼓(けいこ)警板(けいばん)をたたき立て、十手(じって)、刺股(さすまた)、槍(やり)、陣太刀(じんだち)、半弓(はんきゅう)、袖搦(そでがら)み
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)