“くわうえう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
光耀33.3%
晃耀33.3%
黄葉33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はば、光耀くわうえう時代、啓示時代なりきとも見るべく、予は実に昨一年間に於いて、不思議にも三たびまでもこれまでに経験したることなき稍〻やゝ手答へある一種稀有の光明に接したるなり。
予が見神の実験 (新字旧仮名) / 綱島梁川(著)
水面から揺らぎあがってくる眩いばかりの晃耀くわうえうが、その一団の建物を陽炎かげろうのように包んでしまい、まったくそこには、遠近高低の測度が失われて、土も草も静かな水のように見える。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
今ごろは丹塗にぬりの堂の前にも明るい銀杏いてふ黄葉くわうえうの中に、不相変あひかはらずはとが何十羽も大まはりに輪をゑがいてゐることであらう。
野人生計事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)