“くちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
口調87.8%
句調6.1%
九町2.0%
区長2.0%
句帖2.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真事は少し羞恥はにかんでいた。しばらくしてから、彼はぽつりぽつり句切くぎりを置くような重い口調くちょうで答えた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「先生」と、これまで一言も言わなかった書生らしい人が言葉にその神経質らしい口調くちょうを帯びさせながら、初めて口を出した。
猫八 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)
そんな際にも巡査の句調くちょうを改めないで、失敬するよなんていってるんです。
盗難 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
と、私は前から玉村の知りあいのような句調くちょうでたずねた。
私はかうして死んだ! (新字新仮名) / 平林初之輔(著)
月夜烏もそれかと聞く、時鳥ほととぎすの名に立って、音羽九町くちょう納涼台すずみだいは、星を論ずるにいとまあらず。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
区長くちょうさんかもれん。」
牛をつないだ椿の木 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
諸君は皆それぞれの生活を俳句によって記録しつつあるのである。諸君の内生活、外生活、共に知らずらずの間に諸君の句帖くちょうに記録されつつあるのである。
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)