“きんごう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
近郷90.0%
欽仰5.0%
近郊5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時間のゆるすかぎり、糟谷かすや近郷きんごうの人の依頼いらいおうじて家蓄かちく疾病しっぺいを見てやっていた。職務しょくむ忠実ちゅうじつな考えからばかりではないのだ。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
人をして欽仰きんごうせしむるに足るものあり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
大根の時節に、近郊きんごうを散歩すると、これらの細流のほとり、いたるところで、農夫が大根の土を洗っているのを見る。
武蔵野 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)