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きりかぶ
ふりがな文庫
“きりかぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
切株
84.2%
伐株
5.3%
断株
5.3%
苅株
5.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
切株
(逆引き)
そこの松の
切株
(
きりかぶ
)
の上に立っていたひとりの
武芸者
(
ぶげいしゃ
)
は、いななく馬の声をきくと、弓を小わきに持ってヒラリと飛びおりてきた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きりかぶ(切株)の例文をもっと
(16作品)
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伐株
(逆引き)
宮内の命を
恪守
(
かくしゅ
)
して、先刻から昔の外濠、今は無名の流れの
傍
(
はと
)
りに、老僕はただ一人、木の
伐株
(
きりかぶ
)
に
尻
(
しり
)
をかけていた。やがて老僕の眼の前に男二人女一人が現れた。
討たせてやらぬ敵討
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
きりかぶ(伐株)の例文をもっと
(1作品)
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断株
(逆引き)
新鮮なる萌芽はいよいよ強くいよいよ活溌に
断株
(
きりかぶ
)
より発生するを見る、余は天上に
向
(
むかっ
)
て登りつつあるを知る、日光は余の頭上を
輝
(
てら
)
せり、地はなおその養汁を以て余を養えども
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
きりかぶ(断株)の例文をもっと
(1作品)
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苅株
(逆引き)
瀬田は頭がぼんやりして、
体
(
からだ
)
ぢゆうの脈が
鼓
(
つゞみ
)
を打つやうに耳に響く。狭い田の
畔道
(
くろみち
)
を踏んで行くに、足がどこを踏んでゐるか感じが無い。
動
(
やゝ
)
もすれば
苅株
(
きりかぶ
)
の間の
湿
(
しめ
)
つた泥に足を
蹈
(
ふ
)
み込む。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
きりかぶ(苅株)の例文をもっと
(1作品)
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