“きのえね”の漢字の書き方と例文
語句割合
甲子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あぐる程のものならんとおほせありしことなりころ貞享ていきやう甲子きのえね正月廿日こく玉の如くなる御男子ごなんし誕生たんじやうまし/\ければ大納言光貞卿をはじめ一家中いつかちう萬歳まんざい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
カナシは南の島々では最上の敬称、クヮというのは子または小のコに該当し、旦那は支配階級のことだったらしい。或いはまた甲子きのえねの祭の日には
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
甲子きのえねの火事で親父もおふくろも死んだ、おれが死んでも泣く人間はいねえから、やりたければ遠慮なくやってくれ」
風流太平記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)