“きどうち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
城戸内50.0%
木戸内50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや、たしかに、曲者はこの城戸内きどうちへ逃げこんだ。渡せい。渡すがいやなら、ここを通せ」
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ことよるであつた。むかしんだいへ一寸ちよつと見富けんたうかない。さうだらう兩側りやうがはとも生垣いけがきつゞきで、わたしうちなどは、木戸内きどうち空地あきち井戸ゐどりまいてすもゝ幾本いくほんしげつてた。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)