“きうしゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
舊主50.0%
鳩首50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
所持するははなはだ以て不審ふしんなり其道具は如何致して所持しよぢするやと申されしかばお政は平伏へいふくして恐れながら此道具と申はをつと文右衞門國元より持參致したる品々にて萬一舊主きうしゆ歸參仕きさんつかまつる事もありし時のため省愼たしなみおきし道具に御座候と申を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
扉をとざして鳩首きうしゆ密議する三個の人影を見る、目を閉ぢて沈黙する四十五六とも見えて和服せるは議長の浦和武平ぶへい、眉をげて咄々とつ/\のゝしる四十前後とおぼしき背広は幹事の松本常吉
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)