“がぎゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
臥牛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いしみな奇状両岸に羅列す、あるい峙立じりつして柱のごとく、或は折裂せつれつして門のごとく、或は渇驥かっきの間に飲むが如く、或は臥牛がぎゅうの道に横たわる如く、五色ごしき陸離りくりとして相間あいまじわり、しゅんおおむね大小の斧劈ふへき
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
荒雄川の急流を隔てて北方の蝦夷えぞに備えたのであろう。後に、伊達正宗の最初の居城、臥牛がぎゅうの城閣がこの丘の上に組まれ、当時の城閣を偲ばせる本丸の地形や城郭の跡が今でも残っている。
荒雄川のほとり (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)