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かんごえ
ふりがな文庫
“かんごえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
甲声
33.3%
寒声
22.2%
癇声
22.2%
寒肥
11.1%
疳声
11.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甲声
(逆引き)
何処かに
錆
(
さび
)
を含んだ、藝人らしい
甲声
(
かんごえ
)
を絞って、女の袂を掠めたり、立ち木に頭を打ちつけたり、無茶苦茶に彼方此方へ駈け廻るのですが、挙動の激しく迅速なのにも似ず
幇間
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
かんごえ(甲声)の例文をもっと
(3作品)
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寒声
(逆引き)
陸は小さい時から
長歌
(
ながうた
)
が
好
(
すき
)
で、寒夜に裏庭の
築山
(
つきやま
)
の上に登って、独り
寒声
(
かんごえ
)
の修行をした。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
かんごえ(寒声)の例文をもっと
(2作品)
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癇声
(逆引き)
藤尾の
癇声
(
かんごえ
)
は鈍い水を
敲
(
たた
)
いて、鋭どく二人の耳に
跳
(
は
)
ね返って来た。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
かんごえ(癇声)の例文をもっと
(2作品)
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寒肥
(逆引き)
寒肥
(
かんごえ
)
を皆やりにけり梅桜
五百五十句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
かんごえ(寒肥)の例文をもっと
(1作品)
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疳声
(逆引き)
「いけない! 焼芋でなけりゃいけない」母は
疳声
(
かんごえ
)
をたてて
怒鳴
(
どな
)
りつけた。「お前は親の言うことを
聴
(
き
)
かないのかい。早く行っといで、この意気地なしめ。何が怖いものか」
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
かんごえ(疳声)の例文をもっと
(1作品)
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