“かわおそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
60.0%
河太郎20.0%
河獺20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大方おおかたこうを経たかわおそにでもだまされたのであろう。』などとわらうものもございました。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
(まあ、……そうでございますか。——おばあさんにお土産は、明朝みょうあさ、こちらから。……前に悪い川があります、河太郎かわおそが出ますから気をつけてね。)
今まで受けたこともないような河獺かわおそえりつき外套や、臘虎らっこのチョッキなどに、お島は当素法あてずっぽうな見積を立てて目の飛出るほどの法外な高値を、何の苦もなく吹きかけたのであった。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)