“かるこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
軽子94.1%
転子5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吉次郎はいつもの通りに、養父と一緒に日本橋へ買ひ出しに行つて、幾笊かのうなぎを買つて、河岸の軽子かるこに荷はして帰つた。
魚妖 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
「お店には、手代だの若い者だの、それから船がつくと、水夫かこ軽子かるこがたくさんに出入りするから、生意気なことをいうと、らしめられますよ」
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
転子かるこ長棹ながさをつてたりして突出つきだすと、また桟橋さんばしもどつてる、いく突放つツぱなしてももどつてるから、そんなこつてはいけないとふので、三人掛にんかゝつてやうや突出つきだしたところが
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)