“からあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カラア
語句割合
殻明33.3%
空揚33.3%
空明33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一口にえば塾も住居すまい殻明からあきにして仕舞しまい、何処どこを捜した所で鉄砲は勿論もちろん一挺いっちょうもなし、刃物はものもなければ飛道具とびどうぐもない、一目明白、すぐに分るようにしました。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
わけてもリング(たらの類)という魚の空揚からあげは忘れられません。肉離れがよく、外国にもこんなうまい魚があるか、と感心しました。この魚の大きさは一尺五寸から二尺ぐらい。
アメリカの牛豚 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
月の明かるい廊下もその夜は空明からあきであった。しかし僕は家のまわりをうろつき歩いているうちに、マデライン嬢がひとりで図書室にいるのを見つけた。