“かたむき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
78.9%
傾向18.4%
傾斜2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魂これにむかひ、しかしてこれに傾けば、このかたむきは即ち愛なり、樂しみによりて汝等の中に新たに結ばるゝ自然なり 二五—二七
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
それには呉服屋が店の関係上、上方の栖鳳や春挙の作に比べると、東京側の作家のものを、幾らか値段を低くつける傾向かたむきがあるにも依るらしいといふ事だ。
はしなる仙太は不意の傾斜かたむきに身を支うる暇なく、あ! と叫びたるまま水の中に陥りしが、辛くも戸板の角にとり縋りて。
片男波 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)