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かくゝわん
ふりがな文庫
“かくゝわん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
客観
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
客観
(逆引き)
浅墓な
客観
(
かくゝわん
)
芸術に対して真摯な主観芸術の発表であると言つても差支なかつた。当時褒貶相半ばしたが、兎に角新しい試みであるといふことには誰も一致した。
紅葉山人訪問記
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
其
(
そ
)
の
目
(
め
)
が、あの
恋
(
こひ
)
の
秘密
(
ひみつ
)
を
私語
(
さゝや
)
いてゐるかと
思
(
おも
)
ふと、
腹立
(
はらだゝ
)
しくもあつたが、
哀
(
あはれ
)
にも
思
(
おも
)
つた。
此
(
こ
)
の
哀
(
あは
)
れは
崇高
(
すうかう
)
の
感
(
かん
)
じを
意味
(
いみ
)
するので、
妻
(
つま
)
の
昔
(
むかし
)
を
客観
(
かくゝわん
)
に
見
(
み
)
た
時
(
とき
)
であるのは、
言
(
い
)
ふまでもない。
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
かくゝわん(客観)の例文をもっと
(2作品)
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