“かきぞめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
書初33.3%
書始33.3%
描初16.7%
柿染16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「御近所の方がわらいますよ。ことでもくか、お書初かきぞめでもなさい」
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
吾朝にては正月十五日、 清涼殿の御庭にて青竹を焼き正月の書始かきぞめを此火に焼て天に奉るのとす。十八日にも又竹をかざり扇を結びつけ同じ御庭にてもやし玉ふを祝事とせさせ玉ふ。
描初かきぞめつぼに仲秋の句を題す
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
たづさへて相隨あひしたがひ山内伊賀亮には黒羽二重くろはぶたへ袷小袖あはせこそで柿染かきぞめ長上下なががみしもその外赤川大膳藤井左京さきやう皆々麻上下にてつゞいて隨ひ來る其行粧そのぎやうさう威風ゐふう堂々だう/\として四邊を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)