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おびれ
ふりがな文庫
“おびれ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
尾鰭
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尾鰭
(逆引き)
鯉は水際まで来ていて、糸を口にくわえたまま、ゆったりと
尾鰭
(
おびれ
)
を動かしていた。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
又は折ふし海べに下り立つて、すなどらうと思ふ時も、
海松房
(
みるぶさ
)
ほどな
髯
(
ひげ
)
の垂れた
顋
(
おとがひ
)
をひたと砂につけて、ある程の水を一吸ひ吸へば、
鯛
(
たひ
)
も
鰹
(
かつを
)
も
尾鰭
(
おびれ
)
をふるうて、ざはざはと口へ流れこんだ。
きりしとほろ上人伝
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
頭は西洋
兜
(
かぶと
)
のような形をし、胸及び腹の
鰭
(
ひれ
)
は、赤児の腕の先に羽がついたような怪異な
恰好
(
かっこう
)
になっている。更に著しい特徴は、
脊柱
(
せきちゅう
)
がずっと
尾鰭
(
おびれ
)
の真中をつき抜けて伸び出ていることである。
イグアノドンの唄:――大人のための童話――
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
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