“おびれ”の漢字の書き方と例文
語句割合
尾鰭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鯉は水際まで来ていて、糸を口にくわえたまま、ゆったりと尾鰭(おびれ)を動かしていた。
又は折ふし海べに下り立つて、すなどらうと思ふ時も、海松房(みるぶさ)ほどな髯(ひげ)の垂れた顋(おとがひ)をひたと砂につけて、ある程の水を一吸ひ吸へば、鯛(たひ)も鰹(かつを)も尾鰭(おびれ)をふるうて、ざはざはと口へ流れこんだ。
きりしとほろ上人伝 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
頭は西洋兜(かぶと)のような形をし、胸及び腹の鰭(ひれ)は、赤児の腕の先に羽がついたような怪異な恰好(かっこう)になっている。更に著しい特徴は、脊柱(せきちゅう)がずっと尾鰭(おびれ)の真中をつき抜けて伸び出ていることである。