“おしあつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
押当50.0%
押當50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余は其の冷き血、暗き酒倉の底に酒の滴るが如く鳴りひゞく胸の上に、わが悩める額を押当おしあつる時、恋人の愛にはあらで、姉妹の親み、慈母の庇護を感じ申候。
夜あるき (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
ぬいて胸先に押當おしあつれどもお梅はをつとの事のみ心にかゝ勿々なか/\おそるゝ容子ようすもなくころさば殺し給へ決して隨ふまじとのゝしゆゑ粂之進は刀をぬきは拔たれどももとより殺す心なければをさかたこまり居るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)