“おさげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
垂髪60.0%
下髪20.0%
下髮10.0%
編髪10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうそう。あの時山木のむすめと並んで、垂髪おさげって、ありあ何とか言ったっけ、葡萄色ぶどういろはかまはいて澄ましておどってたのは、たしか浪さんだっけ」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
二人の妹は、裾短かな、海老茶えびちやの袴、下髮おさげに同じ朱鷺色ときいろのリボンを結んで、譯もない事に笑ひ興じて、追ひつ追はれつする。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
此の野放しの娘が、その背に編髪おさげを打ゆすり