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おおとね
ふりがな文庫
“おおとね”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大利根
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大利根
(逆引き)
向うは
往来
(
おうらい
)
が
三叉
(
みつまた
)
になっておりまして、
側
(
かた
)
えは
新利根
(
しんとね
)
大利根
(
おおとね
)
の
流
(
ながれ
)
にて、
折
(
おり
)
しも空はどんよりと雨もよう、
幽
(
かす
)
かに見ゆる
田舎家
(
いなかや
)
の
盆灯籠
(
ぼんどうろう
)
の火もはや消えなんとし、
往来
(
ゆきゝ
)
も
途絶
(
とだ
)
えて
物凄
(
ものすご
)
く
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
大利根
(
おおとね
)
の水の、
下総
(
しもうさ
)
の
潮
(
うしお
)
があって、坂東平野は幾たびも泥海に化し、幾千年のあいだ、富士の火山灰はそれを埋め——やがて
幾世
(
いくよ
)
をふるうちに、
葭
(
よし
)
や
蘆
(
あし
)
や雑木や
蔓草
(
つるくさ
)
がはびこって
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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(5作品)
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