“おおせきけられ”の漢字の書き方と例文
語句割合
被仰聞100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其許様そこもとさま御舟ニテ向島ニ可被遣之由つかわさるべきのよし被仰聞おおせきけられ重畳ちょうじょう御心遣ノ段忝奉存候かたじけなくぞんじたてまつりそろ然共しかれども今回小次郎ト私トハ敵対ノ者ニテ御座候、然ルニ小次郎ハ忠興様御船ニテ被遣つかわせられ私ハ其許様御船ニテ被遣ト御座候処
巌流島 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
其節そのせつ申上もうしあげ候通り、いずこれ時節じせつ見計みはからい、世におおやけにするつもり候得共そうらえどもなお熟考じゅくこう仕候つかまつりそうろうに、書中或は事実の間違は有之間敷哉これあるまじきや、又は立論之旨りつろんのむねに付御意見は有之間敷哉これあるまじきやしこれあらば無御伏臓ごふくぞうなく被仰聞おおせきけられ被下度くだされたく