“おうけい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
王卿33.3%
王景33.3%
王経33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同じ阿諛あゆ迎合げいごうを事としても、杜周としゅう(最近この男は前任者王卿おうけいを陥れてまんまと御史大夫ぎょしたいふとなりおおせた)のようなやつは自らそれと知っているに違いないがこのお人好しの丞相ときた日には
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
すなわかばね煨燼中かいじんちゅうより出して、これこくし、翰林侍読かんりんじどく王景おうけいを召して、葬礼まさに如何いかんすべき、と問いたもう。景こたえて曰く、天子の礼を以てしたもうべしと。之に従う。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
維は、十八年八月、魏の王経おうけい洮西とうせいに戦って、久しぶりの大戦果をあげた。この時の殲滅せんめつには、魏兵万余人を斬り尽して、洮西の山河をほとんどくれないにしたといわれている。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)