“えいよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
栄耀87.2%
営養5.1%
栄燿5.1%
瀠陽2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この二箇処へ出入りして道ならぬ栄耀えいようをなす女らを人々皆後指うしろゆびさして、琉球や朝鮮の毒を受けたら最後骨がらみになると言ひはやしき。
桑中喜語 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
ただ営養えいように注意すればそれでよいのでした。
パノラマ島綺譚 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
そのうちでも偉い奴になると栄燿えいよう栄華心に任せ、権威名望意に従わざる無く、上は神仏の眼をくらまし、下は人界の純美をけがし去って、傲然として人間の愚を冷笑しつつ土の中に消え込むからであります。
鼻の表現 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
遜志斎は吟じて曰く、聖にして有り西山のうえと。孝孺又其の瀠陽えいようぎるの詩の中の句に吟じて曰く、之にって首陽しゅようおもう、西顧せいこすれば清風せいふう生ずと。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)