“えよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
栄耀75.0%
絵様15.6%
栄燿9.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
い出世をして、さぞ栄耀えようも出来て、お前はそれで可からうけれど、かねに見換へられて棄てられた僕の身になつて見るが可い。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
姫のおもかげびとに貸すための衣に描いた絵様えようは、そのまま曼陀羅のすがたを具えていたにしても、姫はその中に、唯一人の色身しきしんの幻を描いたに過ぎなかった。
そのぬすっとも、これだけの金、うぬが栄燿えよう栄華に使おうと言うんじゃねえ、何十と言う人の命が助かるのだ。
天狗外伝 斬られの仙太 (新字新仮名) / 三好十郎(著)