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うツつ
ふりがな文庫
“うツつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
俯着
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俯着
(逆引き)
夏
(
なつ
)
の
初
(
はじ
)
めではあるけれども、
夜
(
よる
)
の
此
(
こ
)
の
時分
(
じぶん
)
に
成
(
な
)
ると
薄
(
うす
)
ら
寒
(
さむ
)
いのに、
細君
(
さいくん
)
の
出
(
で
)
は
縞
(
しま
)
のフランネルに
絲織
(
いとおり
)
の
羽織
(
はおり
)
、
素足
(
すあし
)
に
蹈臺
(
ふみだい
)
を
俯着
(
うツつ
)
けて
居
(
ゐ
)
る、
語
(
ご
)
を
換
(
か
)
へて
謂
(
い
)
へば、
高
(
たか
)
い
駒下駄
(
こまげた
)
を
穿
(
は
)
いたので
山の手小景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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