“いりごめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
炒米80.0%
熬米20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或いは炒米いりごめ甘藷かんしょとを合せ炊き、または豆飯であったり茶飯であったりするが、とにかくにどこでも味附け飯のことをそう謂っている。こういう一種の食物が発明せられまたひろく行われたのである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
第三 炒米いりごめの粥 これは一旦いったんお米の洗ったのを乾かせて炮烙ほうろくでよく炒って少し塩を加えて水から気長に弱い火で煮ます。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
此に於て熬米いりごめみ以て一時のうへしのび、一走駆さうくしてただちに沿岸にいたり飯をんとけつす、此に於て山をくだり方向をさだめて沼辺にいたらんとし、山をくだれば前方の山又山
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)