“いもとむすめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
妹娘83.3%
妹嬢16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石之助いしのすけとて山村の総領息子、母の違ふに父親てておやの愛も薄く、これを養子にいだして家督あと妹娘いもとむすめなかにとの相談、十年の昔しより耳にはさみて面白からず、今の世に勘当のならぬこそをかしけれ
大つごもり (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
柿など盗んだなんのと云う訳でねえ、そうでねえ、それ、おめえ知って居るが、三藏どんの妹娘いもとむすめは屋敷奉公してけえって来て居た処、お前等めえらうちのノウ、其のわけえ男を見て
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
妹嬢いもとむすめは黙つて何処いづこへかつて仕舞ひぬ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)