“あらびや”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アラビヤ
語句割合
亜剌比亜66.7%
亞刺比亞33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天文地文数学などに極めて造詣の深かった亜剌比亜あらびや人の建築物たてものだけに、何処も彼処も幾何学的に、それでいて如何にも装飾的に、出来ているのでございます。
西班牙の恋 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
亜剌比亜あらびや草よ、亜剌比亜草だ、絶対に日本には無い花だ。本草学にだって有りゃあしない。ところで此奴から薬が採れる。名付けて亜剌比亜麻尼と云う。一滴で人間の生命が取れる。
天主閣の音 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
斯樣かやうにして印度いんど亞刺比亞あらびや波斯ぺるしやから、ひがし日本にほんまで、西にし歐羅巴ようろつぱまでの化物ばけもの總括そうくわつしてると、化物ばけもの策源地さくげんち亞細亞あじあ南方なんぱうであることがわかるのである。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)