“あつもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
75.0%
22.5%
羹物2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
味噌汁と百合ゆりの根とは更に別の鉢に、それからそれを料理したその容器のままで膳に出す、最も美事なあつものは、蓋のある皿を充していた。
鶫うどん、鶫蕎麦そばと蕎麦屋までが貼紙びらを張る。ただし安価やすくない。何のわん、どのはちに使っても、おんあつもの、おん小蓋こぶたの見識で。
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
無遠慮ないやしい快楽、醜悪や貪欲どんよくや肉体的欠陥などの喜び、半裸体の人々、兵卒小屋の冗談、羹物あつものや赤胡椒こしょうや油の乗った肉や特別室——ふざけきった四幕のあとで、事件の錯綜さくそうによって