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あげだいきん
ふりがな文庫
“あげだいきん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
揚代金
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
揚代金
(逆引き)
誠に無理な事で、
傾城
(
けいせい
)
遊女の身の上で、
揚代金
(
あげだいきん
)
を取って置きながら、お客に肌を許さんとは余り理のない話でございます。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
茲に又
駿府
(
すんぷ
)
の
加番衆
(
かばんしゆ
)
松平玄蕃頭殿の
家來
(
けらい
)
に石川安五郎と云ふ
若侍士
(
わかざむらひ
)
ありしが駿府二丁目の小松屋の
抱
(
かゝ
)
へ遊女
白妙
(
しろたへ
)
が
許
(
もと
)
へ通ひ互ひに深くなるに付
廓
(
さと
)
の金には
迫
(
つま
)
るの習ひ後には
揚代金
(
あげだいきん
)
も
滯
(
とゞこ
)
ほり
娼妓
(
しやうぎ
)
が
櫛笄
(
くしかうがひ
)
衣類
(
いるゐ
)
までも
無
(
なく
)
しての立引に
毎晩
(
まいばん
)
通ひ居たりしが
早晩
(
いつしか
)
二階を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
又「国から出たてゞ何も知らぬが、何かえ
揚代金
(
あげだいきん
)
は
何
(
ど
)
のくらい致す、今の美人を一晩買う揚代は」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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