“あいだがら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
間柄92.1%
関係5.3%
間繋2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
書くことが少し先走りしすぎたが、要するに、道江とぼくとの間柄あいだがらは、どちらのがわからいっても、親類ないし友だち以上のものではない。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
「ところでこれまではその関係あいだがらが主人と家来でございました。殿様と奴隷でございました。でもそれは理窟に合いませぬ。そうして古うございます。そうですふる制度しきたりです。改良あらためなければなりません」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
知己と云うは石田なにがしと云って某学校の英語の教師で、文三とは師弟の間繋あいだがらかつて某省へ奉職したのも実はこの男の周旋で。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)