『第二真珠抄（だいにしんじゅしょう）』

ゆめはうつつにあらざりき、うつつはゆめよりなほいとし、まぼろしよりも甲斐なきはなし。 幽かなるこそすべなけれ、美しきものみなもろし、尊きものはさらにも云はず。 ひとのいのちはいとせめて、日の光こそすべなけれ、麗かなるこそなほ果敢な。星、月、 …

著者	北原白秋
ジャンル	文学 > 日本文学 > 詩歌
初出	「ARS　1巻2号」1915（大正4）年5月1日
文字種別	新字旧仮名
読書目安時間	約4分（500文字/分）
朗読目安時間	約6分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

薔薇（いばら） 味（あぢ） 背後（しりへ） 噎（おくび） 駅路（うまやぢ） 廻（めぐ） 接吻（くちづけ） 消（け） 眸（め） 絹帽（シルクハツト） 薔薇（さうび） 蝸牛（ででむし） 表現（あら） 栗鼠（りす） 梳櫛（すきぐし） 算盤（そろばん） 廃（すた） 華魁（おいらん） 平行（なら） 頭垢（ふけ） 女衒（ぜげん）